寸法変化率 Test service 03

ワッシャ法(F法)

  • 一般衣料品
  • 寝衣類

概要

ワッシャ法による寸法変化率は生地などを工業洗濯機(ワッシャ)で処理し、脱水、乾燥後に寸法変化の程度を百分率(%)で表したものです。

主にホテルや病院用のリネン製品、ワイシャツなど強い機械力で洗う、水洗い可能な繊維製品に適しています。

試験片

約500mm×500mmの試験片を2枚採取する。

  • 編物の場合は2枚重ねて試験片とする。

試験片の中央にタテヨコそれぞれ400mm間隔の印をつける。

試験

試験方法概略
F-1法40℃の温水に処理布、負荷布及び粉末石けんを投入し15分間運転する。
石けん液を排水後、40℃の温水に変えてすすぎを2回行う。
F-2法60℃の温水に処理布、負荷布及び粉末石けんを投入し30分間運転する。
石けん液を排水後、40℃の温水に変えてすすぎを2回行う。
F-3法40℃の温水に処理布、負荷布を投入し45分間運転する。この時運転中に生蒸気を入れて速やかに100℃となるようにし、100℃となった時点で蒸気を止めて粉末石けんを加える。
石けん液を排水後、60℃の温水に変えてすすぎを2回行う。

上表の条件で試験片を処理する。処理後、遠心脱水した試験片を以下の表のいずれかの方法で乾燥する。

乾燥方法操作
フラットベットプレス130℃~150℃のフラットベットプレスでプレスする。
タンブル乾燥60℃または80℃を超えない温度でタンブル乾燥機に投入し、十分乾燥するまで運転する。
吊干しタテ方向が垂直になるように数か所をつかみ、つるして乾燥する。
平干しメッシュ状の水平台に広げて乾燥する。

結果

試験片1枚当たりタテ方向3か所、ヨコ方向3か所の印間の長さを測る。

処理前後の印間の長さの平均値から、タテ方向およびヨコ方向それぞれの寸法変化率を算出する。

寸法変化率(%)= \(\displaystyle\frac{ (処理後の長さ)-(処理前の長さ)}{ (処理前の長さ)}\)×100


※寸法変化率のプラス(+)は伸び、マイナス(-)は縮みを表す。



試験結果例

生地試験結果例
織物タテ -1.1%
ヨコ -2.8%
編物