近年、新型感染症の大流行によりウイルスへの関心が非常に高まりました。
そんな中、私たちの身近な衣類や繊維製品についても「ウイルスを防ぎたい!!」を言うニーズが
非常に高まっています。
また今後も「抗ウイルス製品」は一般消費者と切っては切り離せないものになっていく事を想定し、
メンケンでも皆様のお力になりたいという思いで「抗ウイルス試験」を実施する事となります。
では「抗ウイルス試験」とはどのような試験か少しだけ見てみましょう。
私たちが身に着ける衣服は日々、色々な環境に触れています。
例えば満員電車やスポーツ観戦など人の密集する場所では、人との接触が多くなります。
すると目には見えないウイルスも付着し、そのまま自宅へ運び風邪や食中毒の原因となります。
本試験は抗ウイルス加工(清潔さ)を施した繊維製品がどのくらい効果があるかを評価します。
※「抗ウイルス加工」とは病気の治療や予防を目的とするものではなく、衣服やモノに付着しているウイルスを減少させる効果があるものです。
- ウイルスとは
大きさが20~250nm(1 nmは1 mmの100万分の1)の大きさ。形は様々。種類によってはウイルスの周りに脂質の殻(エンペロープ)を持つ。ウイルスは宿主となる細胞(ヒトや動物など)に侵入し増殖する。
今回は少しだけ「抗ウイルス試験」についてお話ししました。
今後、実際に抗ウイルス試験の受付を開始しましたら、また皆様にお伝えしようと思います。
ご拝読ありがとうございました。